
あらすじ:船で何でもすぐにやりたがるDoが、みんなのために頑張って働く一日の物語
朝
朝日が船を照らすと、Doはもう起きていました。
赤い髪をぼさぼさにしたまま、小柄な体で元気よく飛び起きます。
「今日もやることがいっぱいだ!」
船室から飛び出すと、甲板でBlankに会いました。
「Doくん、今日もお疲れさま」
「I do my best today!(今日もぼくがんばるよ!)」
Doは胸を張って言いました。
「何かお手伝いすることある?」
「それじゃあ、帆を調べてくれるかな」
「I’ll do it right now!(今すぐやるよ!)」
Doはすぐにマストに駆け寄りました。他の人なら慎重に準備するところを、Doはさっそく登り始めます。
「気をつけてね」Blankが心配そうに見上げました。
昼
お昼前、Canが料理の準備をしていると、Doがやってきました。
「Can、何かお手伝いする?」
「ありがとう、でも今は大丈夫よ」
でも、Doは待っていられません。
包丁を持とうとして、Canに止められました。
「危ないから、お皿を並べてもらえる?」
Doは一生懸命にお皿を運びました。少し乱雑でしたが、一番早く全部並べ終わりました。
お昼ごはんの時間、みんなが集まってきました。
「I do everything!(なんでもやるよ!)」
夕方
午後、船に嵐の気配が見えてきました。
「みんな、準備をしよう」Hopeが指示を出しました。
Doは誰よりも早く動き出しました。ロープを巻いたり、道具を片付けたり。
風が強くなってきましたが、Doは止まりません。雨が降ってきても、最後まで甲板の片付けを続けました。
「ありがとう、Doのおかげで準備が早く終わったよ」
Blankがタオルを渡してくれました。
夜
嵐が去って、静かな夜になりました。
みんなは疲れて早く休みましたが、Doはまだ元気です。
「明日の準備もしなきゃ」
甲板を見回ると、嵐で散らかったものがまだ残っています。
一人で片付けを始めたDo。月明かりの下で、黙々と働きました。
そこにDreamがやってきました。
「Doちゃん、まだ働いてるの?」
「I do what needs to be done!(必要なことをやるんだ!)」
「偉いわね。でも、休むことも大切よ」
Doは笑いました。でも、まだ動き続けています。
「Do you want to watch stars with me?(一緒に星を見る?)」
「I do star watching!(星を見るのをやるよ!)」
二人で空を見上げました。きれいな星空でした。
「明日も頑張るね」
Doはにっこり笑って、ようやく休むことにしました。