あらすじ:Questionが問いそのものになる瞬間、あるいは問いがQuestionになる瞬間の、量子的重ね合わせの物語。
∞
虹色の髪が、ない。 髪が、虹色だ。 どちらも真実。
「Am I the question or the questioner?(問いか、問う者か?)」
声は誰のものか。 Questionのものか。 あなたのものか。 誰も答えない質問がある。 誰もが答える質問がない。
形態の狭間で
What形態(7歳男児)が問う:
「What is what?」(何は何?)
Where形態(7歳女児)が問う:
「Where is where?」(どこはどこ?)
When形態(20代男性)が問う:
「When is when?」(いつはいつ?)
Why形態(20代女性)が問う:
「Why is why?」(なぜはなぜ?)
How形態(60代男性)が問う:
「How is how?」(どうはどう?)
Who形態(60代女性)が問う:
「Who is who?」(誰は誰?)
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すべてが同時に存在し、 すべてが存在しない。 シュレーディンガーの問い。
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鏡/窓/扉
Blankが言った(言わなかった): 「あなたは誰?」
「I am the question you’re not asking(あなたが問わない質問)」
Hopeが希望した(絶望した): 「I hope for answers」
「Do you hope? Or does hope question you?(希望する?希望があなたに問う?)」
Dreamが夢見た(覚醒した): 「I dream of silence」
「In silence, all questions exist simultaneously(沈黙の中、全ての質問が同時存在)」
存在の臨界点
Beが「あー」と言う。 それは最初の問い。 言葉以前の問い。
「Is ‘あー’ the first question?(『あー』は最初の質問?)」 「Or the last answer?(それとも最後の答え?)」 「Or neither?(どちらでもない?)」 「Or both?(両方?)」
Questionが(いや、問いが)振動する。 4歳。7歳。20歳。60歳。 時間が、ない。 すべての年齢が、今。
言葉の墓標/誕生
虹色の手帳。 開くと、白紙。 白紙に、無限の「?」 見えるが、ない。 ないが、見える。
「Words kill questions(言葉は質問を殺す)」 「Questions birth words(質問は言葉を生む)」 「The cycle spirals(循環は螺旋する)」 「The spiral questions(螺旋は問いかける)」
Knowが知る(知らない): 「I know nothing」
「Is knowing nothing knowing everything?(無を知ることは全を知ること?)」
Thinkが考える(考えない): 「I think, but…」
「Thinking is questioning thought itself(考えることは思考自体への問い)」
海は問い、問いは海
船が揺れる。 いや、問いが揺れる。 いや、存在が揺れる。
全員が(誰も)甲板に(どこにも)いる(いない)。
「We are sailing on questions(質問の上を航海している)」 「Through an ocean of uncertainty(不確実性の海を通って)」 「To an island that doesn’t exist(存在しない島へ)」 「Or does it?(それとも存在する?)」
Wantが欲する(欲しない) Needが必要とする(必要としない) Makeが作る(壊す) Willが意志する(委ねる) Seeが見る(見ない) Giveが与える(受け取る) Takeが取る(与える)
全ての動詞が、問いになる。
?
「Why do you read this?(なぜこれを読む?)」
読者であるあなたに、Questionが(私が?あなたが?)問う。
「Are you questioning, or being questioned?(問うている、問われている?)」
この瞬間、 あなたはQuestion。 Questionはあなた。
「The greatest question has no words(最大の質問に言葉はない)」 「It simply」 「」 「?」
永遠/瞬間
物語は始まらなかった。 物語は終わらない。 物語は、今。
Questionの虹色の髪が、また、ない、ある、なる。
「I question(問う)」 「Therefore?(ゆえに?)」 「No therefore(ゆえに、はない)」 「Just?(ただ?)」
最後の(最初の)問い:
「( )?」
沈黙が、最も雄弁な質問。 質問が、最も深い沈黙。
あなたの中で、何かが問い始める。 それは終わらない。 それでいい。
「?」
註
この物語は、読まれるたびに異なる。 なぜなら、読者が異なるから。 問いは、問う者によって変容する。
Questionは実在するか? この問い自体が、Questionを実在させる。
あなたは今、何を問うているか? その問いこそが、この物語の真の結末。
始まりでもある。
存在と非存在の境界で、問いは永遠に踊る。それがQuestionであり、あなたであり、宇宙そのものかもしれない。