1. 「手放す」って、実は前に進むこと
何かを続けていると、いつか“離れる”瞬間がくる。
学校を卒業するとき、仕事を辞めるとき、
誰かと別れるとき。
そのたびに「これでいいのかな」って不安になる。
でも、離れることって、
ちゃんと**“次の場所へ進む行為”**なんだ。
英単語の “leave” は、「去る」だけじゃない。
“残していく”“預けていく” という優しさも含んでる。
つまり、手放すことで“新しい何か”を迎える言葉なんだ。
2. LEAVEというキャラに出会って
VocabDollsの LEAVE は、静かで思慮深い。
別れのときも、泣かない。
ただ、少し笑って言う。
「大丈夫。きっとまた会えるから。」
LEAVEは、逃げるように去る子じゃない。
“今ここを離れること”が、
自分と相手の未来を広げるって知ってる。
だからその背中には、ちゃんと希望がある。
離れることで、風が通るんだ。
3. “leave”の使い方をおさらいしよう
“leave” は文脈で意味が変わる。
「去る」「置いていく」「休む」「任せる」など、
覚えておくと便利な表現がたくさんある。
● leave for(〜へ向かう)
She left for Paris this morning.
→ 彼女は今朝パリへ向かった。
● leave behind(〜を置いていく)
Don’t leave your bag behind.
→ カバンを置き忘れないで。
● leave out(〜を省く)
You can leave out that part.
→ その部分は省いていいよ。
● leave off(〜をやめる)
Let’s leave off here for today.
→ 今日はここまでにしよう。
● leave it to(〜に任せる)
Leave it to me.
→ 任せて。
どの “leave” も、
- 「距離をつくることで、流れを変える」という意味を持ってる。
ただの別れじゃなくて、“余白を生む動詞”なんだ。
4. わたしがLEAVEを感じた日
前に、一度だけ大きなリセットをしたことがある。
長く続けていた企画をやめた日。
データも、ファイルも、全部削除して、
真っ白な画面を見つめてた。
でも、不思議と怖くなかった。
“ゼロ”って、静かだけど自由なんだよね。
時間が経つうちに、また新しい構想が浮かんできた。
“何かを離れた”からこそ、“別の何か”に近づけた。
LEAVEの声が、そっと背中を押してくれた気がした。
「残したものがあるなら、それでいい。」
5. まとめ:LEAVEが教えてくれること
“leave” は「終わり」じゃなく、「始まりのための余白」。
離れるって、寂しいけど誇らしいことなんだ。
風を通すために、ドアを開ける。
その一瞬が、次の一歩を連れてくる。
もし今、何かを手放そうとしているなら、
その選択を怖がらなくていい。
“Leave it to time.”(時間に任せよう)
離れることでしか見えない景色が、きっとある。
