Makeのおはなし(3-6歳向け)

Makeちゃんが朝から夜まで、みんなのために箱を作るお話です。

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あさ

Makeちゃんは あさ はやく めを さましました。

「きょうは なにを つくろうかな」

ふねの うえで、Makeちゃんは どうぐばこを あけます。 かなづち、のこぎり、くぎ。 いろんな どうぐが はいっています。

I want to make something!(なにか つくりたい!)」

Makeちゃんは げんきに いいました。

そこへ Doくんが やってきました。

Makeちゃん、おはよう!」

「おはよう!きょうも いっしょに なにか つくろう!」

ひる

おひるに なりました。 Makeちゃんは きの いたで ちいさな はこを つくっていました。

トントン、トントン。 かなづちの おとが きこえます。

I can make a box!(はこが つくれる!)」

Makeちゃんは うれしそう。

でも、くぎが まがってしまいました。

「あれれ?」

「だいじょうぶ、もういちど やってみよう」 Doくんが はげましてくれます。

Makeちゃんは もういちど チャレンジ。 こんどは うまく できました!

「やった!できた!」

ゆうがた

ゆうがたに なって、Makeちゃんは みんなに はこを みせました。

「みて!I make boxes for everyone!(みんなの ために はこを つくったの!)」

Wantちゃんが いいました。 「わあ!あたしの たからものを いれたい!」

Needくんも いいました。 「ぼくの だいじな ものを しまえるね」

みんな とても よろこんでくれました。

Makeちゃんの こころは ぽかぽか あたたかく なりました。

よる

よるに なりました。 おつきさまが でています。

Makeちゃんは ベッドに はいりながら、 きょう つくった ものを おもいだしていました。

「あしたは もっと すてきな ものを つくるぞ」

I will make more!(もっと つくる!)」

Makeちゃんは にこにこ えがおで いいました。

そして、ゆめの なかでも たのしい ものを つくっていました。

とんとん、とんとん。 しあわせな おとが きこえます。


「つくる」って たのしいね。みんなが よろこんでくれると もっと うれしい!

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