第10章 祭り当日
◆あらすじ
ついに祭り当日。音楽・歌・踊り・衣装・光・料理、そして楽しさが一つになり、島中が喜びに包まれる。最後にBeが現れ、この瞬間の祝福を与える。
Dawn
祭りの朝、島は静かな興奮に包まれていた。
Hope「I hope for the best day!(最高の一日を願う!)」
Dream「I dream this moment forever!(この瞬間を永遠に夢見る!)」
Want「I want to start now!(今すぐ始めたい!)」
Need「We need to stay organized(組織的でいる必要がある)」
Will「I will make this perfect!(完璧にする!)」
Can「We can do this!(できる!)」
Do「I’ll do everything!(全部やる!)」
Make「I’ll make magic happen!(魔法を起こす!)」
みんなの声が朝の広場に響き渡る。
Opening
昼、ついに祭りが始まった。
Music「Let the music begin!(音楽を始めよう!)」
竹笛と水琴が美しい旋律を奏で始める。
Sing「I’ll sing from my heart!(心から歌う!)」
歌姫と共に、島中に歌声が響く。
Dance「I must dance now!(今踊らなきゃ!)」
ステージでくるくると回り始める。
Celebration
Light「Let there be festive lights!(祭りの光あれ!)」
昼間は鏡が太陽を反射してきらめき、蓄光石は透明な輝きを見せる。
Design「Everyone looks fabulous!(みんなファビュラス!)」
色とりどりの衣装が風に揺れる。
Cook「It’s time to cook for everyone!(みんなのために料理する時間!)」
Eat「I want to eat it all!(全部食べたい!)」
香ばしい匂いが広場に広がる。
Climax – The Perfect Moment
祭りの最高潮、すべてが一つになる瞬間が来た。
第一段階:準備の静寂
Dance「This is my moment…(私の瞬間…)」
ステージ中央へゆっくりと歩く。 会場が静まり返る。
Build「準備はいい」 ロープを握る手に力を込める。
Light「All lights ready(すべての光、準備完了)」 蓄光石たちが呼吸するように明滅。
第二段階:個々の見せ場
Music「Let the music build!(音楽を高めよう!)」 竹笛が一本、静かに音を出す。次に二本目。三本目。 徐々に楽器が加わり、層を成していく。
Sing「ん〜」 ハミングから始める。言葉はまだない。
Design「今よ!」 合図と共に、Danceの衣装の貝殻が——月光を受けて虹色に輝き始める。
Cook「香りを解放!」 蓋を開けると、スパイスの香りが風に乗って広がる。 観客が思わず深呼吸。
Eat「おいしい予感がする!」
第三段階:連動の始まり
Dance「I can dance…(踊れる…)」 最初の一歩。
Build「Now!(今だ!)」 ステージがゆっくりと回転を始める。
Light「First wave!(第一波!)」 青い光がDanceの足元から広がる。
第四段階:加速
Music「Crescendo!(クレッシェンド!)」 三段階で音楽が盛り上がる。
Sing「I’ll sing for Dance!(Danceのために歌う!)」 ついに歌詞が始まる。
「♪ 波の声 風の歌 月光る 祭りの夜に 踊れや踊れ 島の子よ ♪」
古くから島に伝わる歌。でもメロディは—— Music「New rhythm, old soul!(新しいリズム、古い魂!)」 竹笛がジャズのようにスウィング。水琴がボサノヴァのように優しく。
島の老人たちが涙ぐむ。 「この歌…でも、こんなに美しくなって…」
Sing「Songs evolve but never die!(歌は進化しても死なない!)」
Need「We need more!(もっと必要だ!)」 Will「I will give more!(もっと出す!)」
ステージの回転が速くなる。
第五段階:各キャラの瞬間
Have「I have fireworks!(花火を持ってる!)」 小さな花火が上がる。
Get「Got the perfect timing!(完璧なタイミングを掴んだ!)」
Give「I give my heart!(心を捧げる!)」
Take「I’ll take this memory!(この記憶を掴む!)」
Do「I’m doing it all!(全部やってる!)」 舞台装置を必死に動かす。
Can「We can make miracles!(奇跡を起こせる!)」
Want「I wanted exactly this!(まさにこれが欲しかった!)」
Make「I made the stage stronger for this!(このために舞台を強くした!)」
Think「I think… no, I know this is perfect(思う…いや、完璧だと知っている)」
Know「I knew this would happen!(こうなると知っていた!)」
See「I see everyone becoming one!(みんなが一つになるのが見える!)」
第六段階:最高潮
Build「Final mechanism!(最後の仕掛け!)」 ステージ中央がせり上がる。
Light「All lights on Dance!(すべての光をDanceに!)」
Dance「I can dance my dream!(夢を踊れる!)」
七回転。衣装が光の軌跡を描く。 足が床を離れるほど高くジャンプ。 着地と同時に——
全員「Beautiful!」 声が重なり、波のように広がる。
第七段階:静寂と感動
音楽が止む。 Danceが最後のポーズで静止。 一瞬の、完璧な静寂。
そして——
島中からの拍手と歓声が、波のように押し寄せる。
島民たちから感動のため息が漏れる。子供たちは目を輝かせ、大人たちは涙を流す。
Dream「My dream… it’s real…(私の夢が…現実に…)」 虹色の髪が震える。口を開くが、音にならない。
Name「美しい…本当に美しいわ」 金色の髪に手を当て、何度も瞬きをする。頬に光るものが一筋。
Stay「I’ll stay with this memory forever(この記憶と共に永遠に留まる)」
Design「す…すげえ…」 思わず素が出てしまい、慌てて咳払い。 「じゃなくって、absolutely marvelous!(完璧にマーベラス!)」 腰に手を当て直して、いつものポーズを取り戻すが、瞳は感動で潤んでいる。
See「I see nothing(わたしは何も見ていない)」 静かに視線を逸らす。
Know「I know it’s best not to see(見ていないことにするのが最善だと知っている)」 紫の髪を軽く振って、小さく微笑む。
これが、みんなで作った奇跡の瞬間。
Joy
Enjoy「This is what enjoying means!(これが楽しむということ!)」
島民たちが次々と踊りの輪に加わる。
Give「I’ll give my happiness!(幸せをあげる!)」
Take「I’ll take this memory forever!(この思い出を永遠に取る!)」
Get「Let’s get more fun!(もっと楽しみを手に入れよう!)」
Have「I have everything I need!(必要なものは全部持ってる!)」
Connection
See「I can see pure joy!(純粋な喜びが見える!)」
Watch「I’m watching miracles happen!(奇跡が起きるのを見張ってる!)」
Know「I know this is special!(これが特別だと知ってる!)」
Think「I think we succeeded!(成功したと思う!)」
Learn「I’m learning about happiness!(幸せについて学んでる!)」
Teach「I’ll teach this to future generations!(これを未来の世代に教える!)」
Speak「I’ll speak of this day forever!(この日のことを永遠に語る!)」
Listen「I’m listening to pure harmony!(純粋なハーモニーを聴いてる!)」
Ask「Can I ask for more joy?(もっと喜びを求めていい?)」
Go「Let’s go dance together!(一緒に踊りに行こう!)」
Come「Come join us!(一緒に来て!)」
Stay「I’ll stay in this moment!(この瞬間に留まる!)」
Leave「I’ll never leave this memory(この記憶から離れない)」
Question
Question(あらゆる姿に変化しながら)「Why are we so happy?(なぜこんなに幸せ?)」
Idea「Because my ideas became real!(アイデアが現実になったから!)」
Question「Why does it feel so right?(なぜこんなに正しく感じる?)」
Name「Because everyone found their name(みんなが自分の名前を見つけたから)」
Question「Why? Why? Why is everything perfect?(なぜ?なぜ?なぜすべてが完璧?)」
今回はLeaveも連れ出さない。この問いは、美しい問いだから。
Being
夕暮れ、祭りがクライマックスを迎えた時——
Be(赤ん坊の姿)が現れた。
「んー…あー…」
小さな声なのに、みんなの心に響く。
そして変化が始まる。
Am(少女)「I am here!(ここにいる!)」
Is(少年)「Everything is perfect!(すべてが完璧!)」
Are(双子)「We are together!(一緒にいる!)」
『今、ここにいること』
その祝福が、祭り全体を包み込む。
Complete
Dance「My dream came true!(夢が叶った!)」
涙を流しながら、でも踊り続ける。
Blank「みんなの力で、祭りは成功した」
Hope「I hope this continues forever(これが永遠に続くことを願う)」
島中が喜びに包まれている。
Departure
翌朝、船の前に新しい仲間たちが集まっていた。
Idea、Music、Sing、Design、Build、Light、Cook、Eat、Enjoy。
みんな、何も言わなくても分かっていた。次の冒険が待っている。
Hope「I hope for new adventures!(新しい冒険を願う!)」
増えた仲間を乗せて、船は新たな海へと出航する。
Dance「I’ll dance on every island!(すべての島で踊る!)」
島民たちが手を振る。
「ありがとう!」 「また来て!」 「祭りは続く!」
風が帆を満たし、船は進む。
39体の仲間と共に、新たな物語が始まる。
次は、どんな出会いが待っているのだろう。
エピローグ
島では、祭りが終わった後も音楽が続いていた。
子供たちが竹笛を作り、大人たちが歌を歌う。
壊れていた舞台は、今では島の誇り。
蓄光石の道は、夜になると青白く光り、妖精の道のように美しい。
そして何より——
みんなが「楽しむ」ことを思い出した。
それが、VocabDollsが残した最高の贈り物だった。
風に乗って、遠くから歌声が聞こえる。
「♪ 踊れや踊れ 島の子よ 夢は叶う 希望と共に ♪」
物語は、ここから始まる。
【第二部 完】